ロレックス シードゥエラーの定価はいくら?【2026年最新】現行モデルの価格と相場の見方

「ロレックスのシードゥエラーが欲しいけれど、今の定価はいくらなのか」「近年よく聞く値上げで、実際どのくらいの価格になっているのか」――そうお考えではないでしょうか。
先に結論からお伝えします。シードゥエラーの定価は近年の価格改定で上昇が続いており、2026年7月時点では、ステンレススチールのRef.126600が約215万円、素材にイエローゴールドを組み合わせたコンビモデルのRef.126603が約333万円、シリーズ上位のディープシー(Ref.136660)が約230万〜235万円となっています。ただし、定価は改定によって変わるもので、中古市場での実勢価格や買取相場は定価とは別の動きをします。本記事では、現行シードゥエラーの定価一覧と価格改定の背景、そして定価と中古相場の関係の読み方を、現役の査定担当者がご説明します。
- 2026年7月時点のシードゥエラー現行モデル(126600/126603/ディープシー136660)の定価の目安
- シードゥエラーの定価がなぜ上がってきたのか、価格改定の推移と背景
- 定価と中古相場・買取相場の違いと、売却時に査定額を左右する要素
執筆者: 牛田 朋弥/株式会社SENKA 買取専科事業部 ゼネラルマネージャー(査定員)/業界歴8年
シードゥエラーとは|シリーズの位置づけと「定価」の基本
このパートをまとめると

まずは「シードゥエラー」がどのような時計で、「定価」という言葉が何を指すのかを、一緒に整理していきましょう。ここを押さえると、価格の数字がぐっと読みやすくなります。
シードゥエラーの特徴(飽和潜水・プロ仕様のダイバーズ)
シードゥエラーは、ロレックスのダイバーズウォッチの中でも、より深い潜水を想定したプロ仕様のシリーズです。
サブマリーナーが実用ダイバーズの定番として知られるのに対し、シードゥエラーは飽和潜水に対応するため、内部にたまったヘリウムガスを自動で排出するヘリウムエスケープバルブを備えている点が、構造上の大きな特徴です。防水性能もサブマリーナーより高く設定されており、堅牢さと機能性を突き詰めたモデルという位置づけです。
こうした背景から、シードゥエラーは「道具としての完成度」を評価する層に長く支持されてきました。この実用性と信頼性が、後述する価値の保たれやすさにもつながっています。
「定価」とは何か(正規価格と中古価格の違い)
ここでいう「定価」とは、日本ロレックスが設定し、正規店で販売される際の価格を指します。
一方で、中古市場やブランド品店で取引される価格は、需要と供給、モデルの人気、お品物の状態などによって決まるため、定価とは別の水準で動きます。ロレックスの人気モデルでは、中古相場が定価を上回る場面も見られてきました。
「定価」と「中古相場(実勢価格)」は別のものである――まずはこの前提を押さえておくと、価格情報に振り回されずに済みます。
【2026年最新】シードゥエラー現行モデルの定価一覧
このパートをまとめると
2026年7月時点でRef.126600は約215万円、Ref.126603は約333万円、ディープシー(Ref.136660)は約230万〜235万円が目安です。

ここからが本記事の中心です。2026年7月時点で確認できる、シードゥエラー現行モデルの定価の目安をご説明します。なお、以下の定価はいずれも各社が公表する情報などに基づく目安であり、2026年7月時点のものです。ロレックスは定価改定を随時行うため、実際の購入時は正規店で最新価格をご確認ください。
シードゥエラー 126600(ステンレススチール)の定価
シードゥエラーの中心的なモデルが、ケース径43mmのステンレススチール製、Ref.126600です。
Ref.126600の参考定価は、2026年7月時点でおよそ2,156,000円(税込)です。2026年1月と6月の価格改定を経てこの水準となっており、シードゥエラーの基準モデルとして価格帯の起点となります。
シードゥエラー 126603(ロレゾール)の定価
ステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせた、いわゆる「ロレゾール」仕様がRef.126603です。
貴金属を用いる分、定価はステンレスモデルより高く設定されています。各社の公表情報では、2026年7月時点の定価はおよそ3,331,900円(約333万円)とされ、2026年の価格改定で300万円を超える水準となりました。金相場の動きも価格に影響しやすいモデルといえます。
シードゥエラー ディープシー 136660 の定価
シードゥエラーの派生・上位モデルとして誕生し、圧倒的な防水性能を備えるのが「ディープシー(Ref.136660)」です。
2026年7月時点の参考定価は、ブラックダイアルがおよそ2,303,400円(税込)、通称「Dブルー」と呼ばれるグラデーション文字盤がおよそ2,352,900円(税込)です。ケースが大きく重厚な作りで、シードゥエラーの中でも存在感のあるモデルです。
定価はなぜ上がってきたのか|価格改定の推移と背景
このパートをまとめると
近年は複数回の価格改定が続いています。為替・原材料・需給などが背景として挙げられます。
「なぜロレックスの定価はこんなに上がっているのか」と感じる方は少なくありません。ここでは、その背景を整理してご説明します。

近年の価格改定の流れ
ロレックスは近年、定価の改定を複数回にわたって実施してきました。
シードゥエラーでも、2026年の1月と6月に行われた改定を経て、各モデルの定価が段階的に引き上げられています。たとえばコンビモデルのRef.126603は、改定を重ねる中で定価が300万円を超える水準となりました。数年前の価格を覚えている方ほど、現在の定価に驚かれるのも自然なことです。
値上げの背景(為替・原材料・需給)
価格改定の背景として、一般的にいくつかの要因が挙げられます。
1つ目は、為替相場の影響です。輸入品であるロレックスは、円安が進むと国内定価に反映されやすくなります。2つ目は、原材料費や製造コストの上昇です。金やステンレス素材の価格、人件費などの上昇が挙げられます。3つ目は、需給のバランスです。人気モデルは世界的に需要が高く、供給が絞られている状況が続いてきました。
こうした多角的な要因が複合的に重なった結果、近年の継続的な定価引き上げにつながっています。
【免責事項】上記は過去のデータや現在の市場動向に基づく一般的な解説であり、今後の価格を予想・保証するものではありません。将来の定価改定の有無や幅は、公表されるまで確定しません。
定価と中古相場・買取相場の関係|「定価超え」をどう読むか
このパートをまとめると
中古相場は定価とは別に動きます。買取額は付属品・状態・仕様で変わり、実査定でご説明します。
「定価が上がっているなら、買取額も同じように上がるの?」と思われるかもしれません。ここで、定価と中古相場・買取相場の関係を整理しておきましょう。

定価と実勢価格(中古相場)の違い
定価は正規店での販売価格、実勢価格は中古市場で実際に取引される価格です。
ロレックスの人気モデルでは、中古相場が定価を上回る「定価超え」が話題になることがあります。シードゥエラー ディープシー(Ref.136660)の場合、買取相場はおよそ180万〜255万円前後で推移しており、定番のブラックダイアルか人気の「Dブルー」ダイアルか、また状態や付属品の有無によって差が生じます。ただし、これはあくまで市場全体の目安であり、時期によって変動します。
売却時に査定額を左右する要素
同じ型番でも、査定額には差が出ることがあります。
大きな要素の一つが付属品です。購入時の保証書やギャランティカード、内箱・外箱などが揃っているかは、評価に関わる情報として重視されます。次に、お品物の状態です。傷や使用感、可動の具合、過去のメンテナンス歴などが確認のポイントになります。日常的にお使いだった時計に多少の使用感があるのは自然なことですので、状態が気になるからと諦める必要はありません。
真贋や仕様の確認については、店頭で専門機材を用いて査定し、必要に応じて確認を行います。写真だけで真贋を断定することはせず、実物を拝見したうえで判断します。
売却益と税金の基本(譲渡所得・免責)
時計を売却して譲渡益(購入額を上回る売却益)が発生した場合、資産性の高い高級腕時計の扱いによっては譲渡所得として課税対象になることがあります(年間50万円の特別控除枠の適用や、所有期間による税率の違いなど、個別の状況により計算は異なります)。
【免責事項】ここでの説明は一般的な制度の概要です。具体的な税額計算や申告の要否については、管轄の税務署や税理士にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
このパートをまとめると
「定価と中古価格どちらを見ればいい?」「保証書がなくても査定できる?」など、よくいただく疑問にお答えします。
Q1. シードゥエラーの定価は今後も上がりますか?
今後の定価改定の有無や幅は、公式発表を待つ必要があります。近年は価格改定が続いてきましたが、将来的な値上げを保証するものではありません。価格は為替相場や原材料費、市場の需給バランスなど複数の要因で決まるため、「必ず上がる」「必ず下がる」といった断定は不可能です。将来予測に囚われず、常に正規店の最新発表やその時点での数値を基準として判断することが大切です。
Q2. 定価と中古価格は、どちらを参考にすればよいですか?
購入の目的によります。正規店で新品を購入する場合は定価が基準になります。一方、中古で購入する、または売却を検討する場合は、中古相場(実勢価格)を参考にするのが実態に近いです。両者は別の数字ですので、分けて確認されることをおすすめします。
Q3. 保証書や箱がなくても査定してもらえますか?
はい、付属品が揃っていないお品物でも、まずはご相談ください。付属品の有無は評価に関わる要素の一つですが、それだけで価値が決まるわけではありません。お品物そのものの状態や仕様を拝見したうえで、査定額の理由をご説明します。
まとめ|定価は目安。最後は「今の相場」と「お品物」で考えましょう
シードゥエラーの定価は近年の価格改定で上昇が続いており、2026年7月時点では、ステンレススチールのRef.126600が約215万円、コンビモデルのRef.126603が約333万円、ディープシー(Ref.136660)が約230万〜235万円が目安となります。ただし、定価は改定によって変わるものであり、中古相場や買取相場は定価とは別に動きます。
「定価が上がったから今すぐ売らないと損」ということはありません。売る・持ち続ける・様子を見る、いずれの選択も同じように尊重します。「査定に正解はないが、納得のいく事実はある」。私たちは、その時点の相場とお品物の状態をふまえ、査定額の理由を丁寧にお伝えします。
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執筆者プロフィール
牛田 朋弥(うしだ ともや)
株式会社SENKA 買取専科事業部 ゼネラルマネージャー(査定員)
業界歴8年。貴金属相場の分析とブランド時計(ロレックスのヴィンテージから最新モデルまで)を専門とし、年間対応件数344件・年間買取成立額55,278,244円(2025年3月1日〜2026年3月31日実績)の査定に携わる。査定額という数字だけでなく、お客様が品物と過ごした時間に寄り添い、売却以外の選択肢も含めて最善の方法を共に考えることを信条とする。
参考文献
[1] [ロレックス公式サイト(モデル・仕様情報)](https://www.rolex.com/ja) – 日本ロレックス株式会社
[2] [譲渡所得の対象となる資産と課税方法(国税庁 No.3105)](https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3105.htm) – 国税庁
[3] [譲渡所得(総合課税)の計算方法(国税庁 No.3152)](https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3152.htm) – 国税庁
シードゥエラーは飽和潜水向けのプロ仕様ダイバーズ。定価は正規店での販売価格を指します。